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Studio Metal

Tenor / Alto

伝説のじゃじゃ馬マウスピースを真鍮で作ることができないかと常に考えて来ましたが、素材の持つ固有振動数が高い音域に反応するので、この素材では、細い音色になりがちでした。マウスピースのシェイプに溝を掘ることで多くの倍音を含むマウスピースを作ることに成功しました。Studio は、ハイバッフルでありながら、ダークで柔らかい音と倍音を多く含んだマウスピースです。

『Studio Metal Alto』
◆販売価格:Silver Plate ¥36,000(税別) / Gold Plate ¥42,000(税別)※Gold Plateは受注生産となります
◆Opening:♯5 (1.8mm) ♯6 (1.9mm) ♯7 (2.0mm) ♯8 (2.1mm)

『Studio Metal Tenor』
◆販売価格:Silver Plate ¥40,000(税別) / Gold Plate ¥47,000(税別)※Gold Plateは受注生産となります
◆Opening:♯6 (2.25mm) ♯7 (2.4mm) ♯7☆ (2.5mm) ♯8 (2.6mm) ♯8☆ (2.7mm)

☆付属品:巾着・プラスチックケース
☆素材:真鍮

 

テーブルが曲がっている。レールが左右非対称。つくりが荒い。通常では考えられないのですが、 アーティストをはじめ、多くの人々の心を掴んでやまない伝説のマウスピースがあります。じゃじゃ馬みたいで初心者では少し手に負えないマウスピースですが、 その暴れ具合をコントロール出来るととてもすばらしい音色のとりこになります。 車で言うとマニュアルトランスミッションでしょうか。オートマティックで楽に走るのではなく、走る楽しさを追求する方のために、 私はこれまで多くのマウスピースをリフェイスしてきました。 特にこのじゃじゃ馬マウスピースのビンテージ品は、柔らかい素材のため、とてもデリケートで、よい状態のものは少ないといえます。 そのマウスピースをリフェイスで極上に仕上げるたびに、その魅力に取り付かれました。 そのマウスピースを最大限によい状態に持っていくと、とても吹きやすく、コントロールがしやすいマウスピースに変身します。 おそらく皆様は、このマウスピースの本当の本質を知らず、エッジが立つブライトなマウスピースの印象が強いと思いますが、実はダークな部分も兼ね備えており、とても魅力的なマウスピースなのです。

真鍮でこのマウスピースを作ることができないかと常に考えて来ましたが、真鍮は素材の持つ固有振動数が高い音域に反応するので、細い音色になりがちでした。試行錯誤の末、マウスピース自体の重量を減らす目的で、マウスピースに溝を掘ってみたのですが、この溝の深さや形状により真鍮特有の固有振動数が分散されて、多くの倍音を含むマウスピースを作ることに成功しました。

また、このマウスピースにはラバーマウスピースに近いテーブル角度を採用しています。テーブルの角度はマウスピースを設計するうえで非常に重要な要素の一つですが、ほとんどのメタルマウスピースはネックと水平に近いテーブル角度を採用しています。これは、できるだけ径の小さい素材から作るほうが経済的に安く作れるからです。ラバーマウスピースに近いテーブル角度を採用することにより、ティップ先端をできるだけマウスピースの中心になるように設計しています。結果、息の通りがよく、音がストレートに管に伝わるようになりました。

 

Studio Metalは、ハイバッフルでありながら、ダークで柔らかい音と倍音を多く含んだマウスピースです。

 

ボディーサイズはデュコフと同じです。

リガチャーはデュコフ用またはソプラノラバー用か使えます。

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