Slide Signature Ligature
演奏をもっと楽しく!もっと素敵に!!
Gottsu は、サックスやクラリネットのリガチャーに、これまでにないまったく新しい技術を導入した、完全オリジナルの「レール式リガチャー」を開発しました。これは単なる新製品ではなく、従来の常識を根本から変える可能性を秘めた、まさに革命的な技術です。近い将来、このレール式リガチャーが業界のスタンダードとなる日が来ると確信しています。ぜひこの機会に、次世代のリガチャーを体験し、その優れた性能をご自身でお確かめください。
レール式リガチャーの主な特長
安定したピッチ調整と操作性
演奏中にピッチを微調整する際、マウスピースを触る機会は少なくありません。従来のリガチャーではその際に位置がずれてしまうことがありましたが、レール式リガチャーはマウスピースにしっかり固定されるため、演奏中にリガチャーがずれる心配がほとんどありません。これにより、演奏者は安心してパフォーマンスに集中できます。
リードの振動をダイレクトに伝える設計
レール式リガチャーは、リードの振動をマウスピース、そしてサックス本体へとよりダイレクトに伝達します。これにより、音の輪郭が明確になり、フォーカスされたサウンドが得られます。驚くほどスムーズな吹奏感で、楽器との一体感を感じていただけるでしょう。
自由度の高いリード固定位置で音色をコントロール
従来のリガチャーでは、リードを固定する位置にある程度の制約がありましたが、レール式リガチャーはリードを留める位置の自由度が格段に向上しました。これにより、奏者はお好みのサウンドを追求することが可能です。
マウスピース先端側(口元): 抵抗感が少なく、すっきりとしたクリアな音色が得られます。
シャンク側 : 倍音が豊かになり、より豊かな響きと音量が得られます。
洗練された外観
レール式リガチャーは、その機能性だけでなく、外観の美しさにもこだわりました。レール式を採用することで、マウスピース本体を傷つけることなく、非常にすっきりとした洗練されたデザインを実現しています。
リード本来の響きを引き出す緩やかな固定力
リードは、マウスピースに緩い力で固定されることで、その振動を最大限に引き出し、豊かな響きを生み出します。従来のリガチャーでは、リードのずれを防ぐためにある程度の締め付けが必要でしたが、レール式リガチャーは非常に緩い力でもリードをしっかりと固定できます。これにより、リードが持つ倍音豊かな響きを最大限に引き出し、より表現力豊かな演奏を可能にします。
G システム
マウスピースへのレール加工が必要です
レール式リガチャーをご使用いただくためには、お使いのマウスピースにレール加工が必要となります。Gottsu では、この高度な技術を要するレール加工をリーズナブルな価格で承っております。
加工できないマウスピースについて
一部の特殊な素材や形状のマウスピースには、レール加工ができない場合がございます。
加工できない素材 : ステンレスなどの硬い金属製マウスピースやガラスなど、加工時に破損の恐れがある素材。ご使用のマウスピースが加工可能かどうか、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
推奨セット
たくさんのバリエーションの中から Gottsu が推奨する代表的な組み合わせです。
A Set


素材
アーチ:真鍮 24K メッキ
リードプレート:真鍮 24K メッキ
ネジ:真鍮 24K メッキ
スライド式リガチャーを始めたい方にお勧めのセット。一番スタンダードなタイプです。
音色は真鍮のキラキラした音色で、吹き心地は軽く、特に初心者にお勧め。
B Set


素材
アーチ:SV950
リードプレート:真鍮 24K メッキ
ネジ:真鍮 24K メッキ
SV950 の力強い音色と絶妙な吹き心地が特徴です。
音が中心にフォーカスして SV950 らしいダークでありながら、程よいエッジが心地良い。
ジャズやクラッシックなどにお勧め。
C Set


素材
アーチ:SV950
リードプレート:SV950
ネジ:真鍮 24K メッキ
最もパワフルで上級者にお勧めのセットです。
SV950 の響きを思う存分に楽しめます。後藤将彦氏はこのセッティングです。
ジャズやフュージョンなどにお勧め。
D Set


素材
アーチ:SV950
リードプレート:銅
ネジ:銅
SV950 の力強さと銅の柔らかくもパワフルな音色が魅力的なセットで、絶妙な吹き心地が特徴です。
ラバーマウスピースと特に相性が良く、後藤将彦氏はラバーはこのセッティングです。
すべてのジャンルにお勧め。
革新的な構造
Gottsu の新しいリガチャーシステムは、従来のリガチャーとは一線を画すものです。一般的なリガチャーでは、リードとマウスピースの間にプレートを挟む構造が一般的ですが、この常識を覆し、プレートがリードとベース部をアーチ状にまたがるという新しいシステムを採用しています。この構造により、より一層豊かな響きと吹奏感の実現しました。
※特許第7304026号
Gottsu が自信を持ってお届けする「レール式リガチャー」は、サックスやクラリネットの演奏に新たな可能性をもたらす、画期的な製品です。この新しい技術が、あなたの音楽表現をさらに豊かにする手助けとなることを願っています。
ぜひ一度、Gottsu のレール式リガチャーをお試しになりませんか?
SV950 Arch
~ フラジオも容易に、音色の可能性を最大限に引き出す ~
Gottsu スライド式リガチャー専用のオプションパーツ、SV950 Arch が登場しました。
この新しいパーツは、リードの振動を最大限に引き出し、サックスの音色をさらに向上させます。
~ 音色の向上と素材の特性 ~
SV950 Arch を装着することで、より明るく、エッジの効いた響きを手に入れることができます。
そして特筆すべきは、フラジオが非常に出しやすくなる点です。高音域へのアクセスが格段に向上し、表現の幅が広がります。
SV950 は、一般的な真鍮に比べて柔らかく粘りのある特性を持つ素材です。この特性を最大限に活かすためには、高度な加工技術と長年の経験が不可欠です。
Gottsu では、その難易度の高い加工をクリアし、見た目の美しさだけでなく、これ以上ないほどの豊かな響きと演奏のしやすさを実現しました。
~ 取り扱い上の注意点 ~
SV950 は柔らかい素材のため、取り扱いにはご注意ください。
取り付けた際に緩かったり、きつく感じる場合は、軽く手で曲げて調整してからご使用いただけます。
スライド式リガチャーご使用の注意点
スライド式リガチャーは、従来のタイプとは異なる画期的な設計が特徴です。ご使用の際は、以下の点にご注意ください。
締めすぎに注意してください。
従来のリガチャーと同じ感覚で締め付けてしまうと、必要以上にリードを締め付けてしまいます。リードにリガチャーのプレートの跡が残る場合は、締めすぎのサインです。
スライド式リガチャーは、軽く締めるだけでリードをしっかりと安定して固定できます。普段お使いのリガチャーよりも緩めに締めるようにしてください。その方が、倍音が豊かになり、リガチャー本来の性能を発揮できます。
締め付けすぎると、リガチャーのレールやアーチ部品の損傷につながる恐れがありますので、十分にご注意ください。
SV950 Plate
SV950 の繊細で奥深い音色が特徴です。
※プレートの押しつけ部(リードと接する部分)の長さが上下非対称です。
長い方をネック側にするのが標準で、粒立ちがはっきりしたパワーのある音色です。逆の装着は柔らかくマイルドな音色で抵抗は、やや少なくなります。
【 SV950 製品についてのご注意点】
SV950 製品は、高純度の銀を使用しているため、稀に製造過程で非常に小さなピンホールが発生する可能性がございます。
これは、素材の性質に起因するものであり、可能な限り発生を抑えるよう努めておりますが、完全に防ぐことが難しい場合がございます。
品質管理に万全を期しており、厳格な検査基準をクリアした製品のみをお客様にお届けしておりまが、
お届けする製品に微細なピンホールが見られる場合でも、ご使用上の安全性や製品の品質には問題ございませんのでご安心ください。
SV950 製品の特性としてご理解賜りますようお願い申し上げます。
Gottsu からのメッセージ
このたびGottsuが開発したGシステムは、サックスのマウスピースにレール加工を施し、スライド式リガチャーを使用するという、画期的なシステムです。この新しい技術に対して、最初は戸惑いや抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。これまで大切にしてきたマウスピースに加工を施すことには、少なからず勇気がいることでしょう。開発者である私自身も、その気持ちは痛いほどよくわかります。しかし、このGシステムを実現できるのは、Gottsuが長年培ってきた高度な加工技術があるからこそです。私たちは、この技術がサックス演奏に大きな変革をもたらすと確信しています。マウスピースへのレール加工は、もしかしたら小さな一歩に見えるかもしれません。しかし、これはサックス奏者にとって、そしてサックスの歴史において、間違いなく大きな一歩となるでしょう。
ぜひ、お手持ちの大切なマウスピースを私たちにお預けください。GottsuのGシステムで、サックス演奏の新しい可能性を体験してみませんか?
近い将来、このGシステムがサックス演奏における新たなスタンダードとなる日が来ると信じています。
後藤将彦